オイラはFALにバイワイヤリングは不要だと結論付けていた。実際、SPECのサウンドエキサイターを使っても効果が無かった。フルレンジ+ツイーターでは、さほどの逆起電力は起きないのだろう。ところが、同じFAL使いの西野和馬さんが、バイワイヤで大きな効果を得たというから気になっていた。いつか再検証してみなければ・・それは満足のいく音が出ている今だろう。
これが一番だと現用しているSPケーブルは、アコリバのSPC-AVだ。とても安価なので、バイワイヤ用にもう一組2mペアで買ってもCD1枚分で済む。懇意のショップに買いに行ったら、ちょうど4mで売り切れだった。SPC-AVはオイラの推薦で1ロール入れてもらったものなので、責任を果たせてホッとしている。
シングルワイヤと同じ条件にするため、ワイヤーグリップ(2018-04-25 アコリバ SPC-AV その2 参照)もホームセンターで6個購入。ところがこれが失敗。サイズが大きいのを買ってしまい、SPC-AVが細いのでまったくグリップしないじゃないか。しかたがない。条件は変わるが、グリップ箇所を減らしてSPケーブル4本分にあつらえた。
SPC-AVは鍛造した細い単線なので、実に作業は楽である。作業中に気がついたのだが、現用品と新品を並べると、現用品は被覆が色褪せている。日光が当たらないのに・・まあいい。
さて、以前からオイラはちょっと変わったバイワイヤを実践している。平行コードを分けずに+-にそれぞれ一組づつ使うのだ。目的は静電容量を下げることにある。さあ、聴いてみよう。 ~つづく~