シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

JBL4341

 隣街のショップに出向いてみると、BGMの音楽にふと耳を奪われた。カウントベイシーが実に軽やかな演奏をしているのである。何が鳴っているのかと思ったら、JBLの4341だった。
 世にJBLファンは国家ができるほどいるため、JBLの悪口を言う勇気はない。解説なんてもっての外。ただ、4341は4344、4343の前身で、ユニット全てにアルニコマグネットを使っているのは確かだ。
 4341の音は初めて聴いたが、実に吹け上がりが良く、乾いているが古さを感じない音だ。袴付きエンクロージャーなので、そのまま床に置かれているが低音が被る印象もない。思わずプリのボリュームを上げて聴き込んでしまった。(^O^)
 多少大きな音にしてみると、4343のようなゴリっとしたハードな感触とは違い、肩がこらないスムーズさを感じる。奥行表現が結構あるので驚いた。箱が前後に深いのが功を奏している気がする。エッジは張り替えてあるようで、新品同様だ。よって、オリジナルとは若干音が変わっているのかもしれない。
 惚れ込んで店員と雑談していると、実はもう即決で購入された後らしく、オーナーの希望で鳴らし込みをしているところだったようだ。いい女だと眺めていたら男がいたわけか。まあ、オイラはFALから浮気しないけど。(o^^o)♪
 近年、紙面の論評でよく最新の小型スピーカーは、昔の大型スピーカーを凌駕するパフォーマンスだというが、このストレスフリーな鳴りは絶対小型スピーカーでは真似できないものだ。