シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

事故った!

隣町で車の運転中、事故に合ってしまった。
 オイラは中央分離帯のある大通りを走り、信号機の無い交差点を右折しようとしていた。交通量は少なく、対向車は全くなし、右折先にも車両はない。また、後続車両もないという事故要因が見当たらない状況下であった。
 オイラは一時停止して余裕で曲がろうとしたところ、後方から「ドカン!」と何かが当たってきた。「何だ何だ?有り得ない。どこからぶつかって来たというんだ?」右折先にある店の駐車場に止めさせてもらい、相手の車両を確認する。軽自動車に気弱そうなオヤジと子供が2人乗っている。オイラの車は・・後方バンパーの右角がみごとにベッコリと凹まされている。幸い怪我はない。
 物損事故として警察は処理し、後は保険屋の話し合いだ。なんと、同じ保険会社ではないか。なのに担当者が違うとかで、処理がツーカーとはいかない。イラつくオイラ。ふざけるな!こっちは炎天下で汗だくなのだ。どっちが悪かろうが、どうせ同じ会社の中で処理するだけの話だろうが。
 そういえば、ぶつかってきたお前はどこから出てきたんだ?実は店先の駐車場から出るとき、中央分離帯があるため左折しかできないところを、20メートルほど逆走することで交差点に出るという無茶な右折を試みたらしい。さすがに主要道を逆走してくるとは思いもしなかった。おかげで車は病院送り、今はレンタカーに乗っている。
 このレンタカーがオイラの乗るMATUDAプレマシーの最新型ときた。実に快適じゃないか。バカヤロ〜欲しくなってまうだろが!
 完璧な貰い事故であるが、物損事故であるため車の修理以外は泣き寝入りである。慰謝料は発生しない。だから、事故処理のため仕事の商談に間に合わず億の損害を出そうが、昨日買った新車のスーパーカーが事故車のレッテルを貼られようが、誰も補償してくれないのだ。
 暴力団が自慢のベンツをぶつけられて、相手から金を脅し取るのが分からんでもない理不尽な理屈がまかり通っているのである。