静岡県西部の行楽スポットの一つとして、フルーツパークという観光施設がある。観光というか、その名のとおり果物の収穫、栽培をテーマにした農業パークだ。
この時期は収穫の秋とは異なり、イチゴ狩りぐらいしかできないのだが、よく足を運ぶ。その理由は見たい花があるからで、まず下の画像を見ていただきたい。
さて、この花はなんでしょう?梅や桜と思った方は素人さん。あんずの花と思った方は、なかなかの御仁だ。でも違う。これはアーモンドの花である。
桜と形が似てはいるが、花が一回り大きくてピンク色が濃い。そして、枝ぶりが低いので、花が真近で触れられる。数百本のアーモンドの木に咲く花を見られる場所は、日本ではここしかないと思われる。周囲にソメイヨシノも咲き始めているが、その淡い桜色はアーモンドの花のコントラストに負けてしまう。だから、一緒に写真を写すのは禁忌だ。園内ではフェアを開催中で、アーモンドラーメンなるものまで売られていた。ラーメン好きのオイラもさすがに食べる気がしないなあ。
街頭では木蓮や桃の花が絶好調で、次はいよいよ桜の季節。世は春爛漫だ。
菜の花を主役にしてみた。