シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

ジュラシック・ワールド/復活の大地

 昨年の夏公開の超A級モンスターパニック大作。

 ジュラシックシリーズの最新作で、前作の5年後という設定。世界中に散らばった恐竜達(この設定自体が漫画以下だった。)は気候に適応できず、赤道付近に集中して生存していた・・って、そりゃそうだろ~のスタート。恐竜のDNAサンプルで一儲けを図る連中と、旅行中の家族の2元中継から合流して恐竜の島でサバイバルが始まる。

 監督がギャレス・エドワーズで主演がスカーレット・ヨハンソンとなれば面白いに決まっている。彼女の役どころはトラウマを背負った特殊部隊の兵士、よくある主人公スタイルに終始定番そのものの展開で王道エンタメを突き進む。この手の映画はリアルな恐竜対峙を見るのが目的なのでストーリーは添え物でいいのだ。3つのDNAサンプルが必要という設定も、明らかに様々な場面転換と個性豊かな恐竜の登場を目的としているのがバレバレで、思わず苦笑である。

 ただ、荒唐無稽なエンタメ化が酷かった前作、前前作と比べれば初期のスリルと緊張感が復活しているのは好ましい。ただ、クライマックスの遺伝子操作によって生まれた恐竜は、もはやGodzillaやSWに出すようなモンスターである。これは現存した恐竜のネタ切れを意味していて、Tレックスより恐ろしい恐竜を出さねばという苦肉の策だ。もはやこのシリーズは限界であると言えよう。

 なによりもスカーレット・ヨハンソンの吹き替えに、声優ドシロウトの人気女優を起用したのは許せんところだ。時代遅れの商業手口に呆れてしまう。彼女の声は色気のある低音が魅力なのにまったくのミスマッチ。いや、それ以前にヘタクソ過ぎる。


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