これは無駄じゃないのか?と思えるオーディオ関連商品がいくつかある。ここでも何度か疑問を呈して書き込んだことがあった。むろん、程度の差はあるが無駄と思える商品をまとめてみたい。
ケーブルインシュレーター こんなもので音が変わるわけない・・とは言わない。ただ、異様に高価な値付けを見ると、ホームセンターや100均でいいと思う。そもそも、そんなところに気を遣うマニアなら、使っていない振動対策グッズがあるだろう。
バナナプラグ Yラグも同じようなものだ。接続を便利にするには必要で、オイラも使っている。しかし、音質云々には無駄と感じる。論者にはラグ処理をすることは音質に有利で、直刺し接続は最悪という人もいるが、オイラは別の金属を介して音を変えているだけだと思う。何故なら、そのラグとケーブルとの接続は直刺し接続と同じだからだ。
USBノイズアブソーバー 昨今ではオーディオ機器にUSB端子が付いていて、ノイズの飛び込み防止に高価で発売されている。そんな端子があるから使う無駄なものだ。もちろん、今時のオーディオはUSB端子も必要なのだろうが、それが必要な人はノイズアブソーバーは必要としない。
DVDオーディオ SACDに負けた過去の規格で、消えたのは結果論だがそもそも趣味人に受け入れられると思ったのが疑問だ。懇意のショップでデモ体験したとき、即座に無駄だと感じた。
CDシングル あの小さなCDは昔買ったものを何枚か持っている。それ自体を無駄とは言わないが、別名タンザクと呼ばれる所以の下半分はプラスチックの単なる板であり、何のためにあるのか分からない。現に、無いものも売っていた。
アンプの試聴会 そもそもアンプの音質をアピールするなら、その場で他機と比較させなければ意味が無い。何故なら、試聴者は慣れない部屋でデモスピーカーの音を聴いているにすぎないからで、何がそのアンプの恩恵か分からないからだ。
ユーチューブの空気録音 オーディオ機器の音をユーチューブで比較発信している御仁が多いが、何が分かるのかと言いたい。超高級なヴァイオリンと安物の音を聴いて当てさせるバラエティ番組がある。TVで見ていて、隣の連れ添いが「どっちだと思う?」と聞いてくるのと同じ。どっちだろうがオイラはTVの音を聴いているのだ。
100万円以上のオーディオアクセサリー オーディオ機器の価格が純粋に音質向上と比例するのは一定のレベルまでだろう。あまり高価なのは音質以外の付加価値によるところが多い。中でもアクセサリーが100万円を超えてしまっては、対象となるシステムは1000万円を超えて吊り合うと考える。庶民は無論、趣味人にも意味の無いものであり、富豪グッズの一つに過ぎない。