シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

 やっと借りて観る気になった。このシリーズはずっと観てきたので、半ば義務感で拝見だ。
 相変わらずCGのオンパレードで、どんなアクションだろうとまったく緊張感がない。あり得ないカメラワークに面白さがあればいいのである。その潔さで2時間20分を一気に突っ走るのが凄い。不思議と飽きないもので、その理由を考えてみると、各々の超人達の見せ場作りの配分が旨いのだ。
 これは前作もそうだった。あれだけヒーローを揃えると、どうしても偏りが出そうなものだが絶妙である。均等という意味ではない。超人すぎるヒーローほど控えめにし、ブラックウィドゥやホークアイといった人間の方に注目することで、存在感にバランスが取れているのである。ロマノフのボインとプリンだけを目的に観ようと思ったが、やっぱり一流のA級作品だと感心した。
 しっかりキャラを描いているし、印象深い喜怒哀楽もしっかり用意されている。特に拍手を送りたいのが、今回は単なる敵との戦いだけを焦点にせず、市民の避難にも重点を置いている点だ。クライマックスはCGにのみ頼ることなく、多数のエキストラを使っているのでスケール感もある。ここがB級品との違いである。
でも、なんだかんだ言ってスカーレット・ヨハンソンのピチピチコスプレを観たいのが90%だ。(*´ω`*)