シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

コンセントプレート対策 その2

 コンセントプレートへの対策は電気工事士の資格が無くてもできる。さっそくプレートを外してみよう。

 作業はfo.Qのシールを貼るだけなので、簡単に終わると思った。ところがプレート背面のネジ穴周囲が盛り上がっているため、このまま厚さ1ミリのfo.Qを貼ってもプレートが浮いてコンセントの防振にならない。しかたないので、ネジ穴周囲をヤスリで削ることに。硬いステンレスなのでこの作業が思いのほか手間取った。何だかんだで2枚分のプレート工作がやっと終わったので、いよいよ試聴だ。まずは慣らしで1枚掛けておく。以前は試聴盤としてよく使ったホリー・コールだ。又聴きでも以前より遥かに良い音だと分かる。これは期待できるぞ!そして、耳タコCDの登場だ。

 これはSNが違う・・気がする。とてもよく間接音が聴こえるし、音場が広い・・と思う。が、正直言って確信が持てない。午前中汗だくで仕事を終え、午後にこの作業でも汗ビッショリ。試聴に入って速攻で眠くなってきた。仕事が休みの明日に持ち越すとしよう。

 翌日体調は良く、再試聴した。本来ならこんな微妙な比較は、元の音を聴いた直ぐ後でなければ分からないのが普通だ。しかしこの対策は元に戻せない。それも分かっていた事なので、対策前に耳タコCD以外にも準耳タコを含めて20枚ほど確認しておいた。ここは、あやふやな判断を数で総合的に補強するしかない。

 SNが向上したのは間違いないようだ。無音の静寂さが発音直前の気配を感じさせてくれる。大変細かな音がシッカリ聴こえてくるし、なにより音楽の腰が据わったかのような安定感を大きく感じる。これが音場のスケールアップに繋がるため、クラシックの編成が大きいほど違いがよく分かる。帯域バランスはわずかに低域寄りだろうか。でも抜けが良いのでスカっとしている。音色も妙な違和感はなく、このままなら他を調整する必要は無いだろう。