2月4日にアマゾンプライムの配信が始まった米国製B級アクション作品。
特殊な病気で怒りが抑えられず、ブチ切れると始末に負えない女の復讐劇。治療の一環で軍隊教育やらも試しており、病気で体内にため込んだコルチゾールもあって無敵のオナゴと化す。普段は怒りの衝動を押させるために自ら電気ショックを与えている・・これは面白い設定だ。スーパーヒーローというわけではなく、普通のアクション作品の中に馴染んでおり、過激なシーンも薄いコメディ色でコーティングされた作風なので楽しく観られる。主人公がキレると、「いけいけ~!」と応援したくなってくる。
主役を演じるのはケイト・ボッキンセール、年喰っても魅惑の弩S嬢だ。脇でボビー・カナヴェイル、スタンリー・トゥッチといった顔馴染のある役者が固め、ジェイ・コートニーが彼らしい役で登場する。クライマックスなんて、誰もが予想していただろうに待ってましたと言いたくなってくる。
本作はぜひ続編が観たくなった。ゆえに、もう少しケイトが若いときに企画して欲しかったと思う。