シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

CEC TL3 3.0 の調整 (クロック)

 TL3 3.0で色々再生してみて驚かされた事がある。今までにない抑揚が感じられるためか、交響曲や協奏曲の耳タコCDを掛けると、楽器の配置が変わったように思えてしまうのだ。今までとは音像の位置が違い、重なる楽器の強弱まで変化して聴こえる。すると、ほとんど違う指揮者の演奏に思えてくるのだ。これは何が正しいのか分からないので、ポジティブに新鮮な演奏として接することにした。

 さて、それでも不満はある。正直言って、音の透明度やSN感、広がりなどは以前の方が高度だった。そりゃ長年SA-11S2を手塩にかけて調整してきたのだから、いくら専用トラポだろうと簡単には越えられない。CD再生はTL3 3.0に移行するのだから、前より劣るファクターがあっては許しがたいので、次のステップに踏み出そう。

 今、目に見えて劣ると思っているのが、エソのクロックと繋いているデジタルケーブルだ。とりあえず今使っているのはキャメロットテクノロジーエクスカリバーだが、かれこれ30年位前の商品である。デジタルは日進月歩、さすがに今時のものに変えるべきだろう。ということで、懇意の店から手頃な中古品を2本借りて試聴してみることにした。それはSAECのDGI-4000Mk2と、DHLabsのD-750デジタルというものだ。実は他にもAETやCHORDのものがあったが、あまり多いと混乱するので2本に絞った。(AETのそれはあまりに高価で、CHORDは会社自体が鼻持ちならないため却下。)

クロックのケーブルはかなり変化するので楽しみだ。      ~つづく~

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