シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

盲目のマランツ

 CECのTL3 3.0が新しい仲間になって間もなくのこと。SACDを聴こうとマランツのSA-11S2に灯を入れたらどうも変だ。

 LCDディスプレイが全点灯したり、点線一本が表示するエラーが出現するではないか。普段ディスプレイオフにするので気にならないと思ったが、翌日ついに表示されなくなり完全に盲目になってしまった。イルミネーションランプは別系統なのか大丈夫だ。こりゃ修理するしかない。ピックアップはすでに在庫なしだが、たまに起きるトレイの誤動作も含めてメンテナンスに出そうと連絡した。すると、実に憤慨する返事が来たのである。

 メーカーに問い合わせると、もう対象となるディスプレイのパーツが無いと言う。フザケルナ(#゚Д゚)!ピックアップどころか何もできんのかこのメーカーは!!

 ゼネラル商品を薄利多売して収益とするヤカラなら理解しよう。何十万円もする趣味商品もディスコン後は8年経てばウチでは治せませんと言っているのだ。この会社は、自分たちの作った高額商品に愛着を持って接しているユーザーを何だと思っているのだ?マランツという会社自体、ユーザーに対し盲目だと断言する。

 さて、修理もできないSA-11S2だが、幸い音楽再生は問題ない。リモコンも動作するし、ディスプレイが盲目でもさして困らないのだ。むしろ、以前より音が良いかもしれない。これはデジタル出力をオフにしたことも大きいだろう。これについては前回、追伸で書き込んだとおり。目は見えないが腕は立つ・・座頭市のようなものか。

 ただ、リモコンの各種フィルター設定やデジタル出力切替スイッチが、不意に触れてしまうことがある。これはディスプレイが盲目では困るので、リモコンに工夫が必要だ。

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画鋲ケースの蓋がちょうどいいカバーになった。多少、選曲キーが押しにくいが止むを得まい。