シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

熱中症

 35度の猛暑続きで熱中症が絶えない。一人暮らしをしているお袋が熱中症になってしまった。

 晩酌の後、いつものように眠りこけていたら電話が鳴った。母が体調が悪いと自ら電話してきたのだ。昨年度、高齢者用緊急通報システムを入れたので、24時間医療相談ができるサービスがあり、そこで救急車を呼びなさいと言われたそうだ。普段なら速攻でオイラが病院に連れて行くところ、まだ晩酌の酒が完璧に残っている。しかたがないので、救急車を呼ぶように伝え、オイラはムッス~の運転で病院へ行った。

 幸い、脳に異常はなく点滴ですっかり回復した。それにしても不思議である。お袋の家はエアコンもあるし、聞けば水分も取っていてまったく熱中症になる理由が思いつかない。

 翌日、掛かり付けの開業医にいってさらに点滴と薬を貰ったと言う。でもそれで終わらなかった。さらに翌日の夕方、仕事中のオイラにヤバイと本人から電話。アニキに連絡して掛かり付け医に連れて行かせた。その後、開業医が盆休みになり、不安が的中。

 同じ症状でフラフラだというので、行ってみるとどうも熱中症の症状ではない。体温は平熱だし、熱も無ければトイレにもよく行っているという。救急外来で血圧が高いのが原因と判明した。熱中症がきっかけではあったが、血圧がコントロールできていないため、降圧剤を定期的に飲まねば対処できそうもないらしい。

 熱中症も定型的な症状と原因だけではなく、こんな2次的弊害が複合することもあるのだ。特に年寄りは要注意である。