シマの遠吠え (新生)

シマの遠吠えが新生しました。 でも内容は変わらず、素人オーディオ感、SFやアクション映画の感想を軽いフレーズで書き込みます。

レディ・ボディガード

 ツタヤで借りなければ存在を知られないC級アクション作品の一つ。
 主演はタラ・マッケン。正直言って、オイラは知らかった。どうやら多くのアクション作品でスタントをこなしているアクションのプロらしい。「エクスペンダブル・レディズ」のゾーイ・ベルみたいなものだ。
 DVDジャケットの写真とえらく違うので、ガッカリさせられた人も多いに違いない。特にジャケットの顔立ちは狐顔の白人のようで、実物は若かりしミッシェル・ヨーに似ている。マギーQみたいに洗練された風情はなく、どことなく田舎臭いのに親近感を覚える。
 アクションは実にいい。血だらけで戦う姿が女ランボーを思わせ、オイラは気に入った。作品そのものは学芸会レベルで、誰一人評価しないだろう。だからオイラがカバーしてあげたい。ホントに彼女のアクション以外何もない作品のようだけど、クライマックスになって彼女のキレたキャラに身を乗り出さずにいられない。なんだこれは・・
 主人公は悪人なのか?そして、そんな無敵悪女が格闘を終えた後、まんまとヤサ男に嵌められる。で、クレジット。やれやれ、と思うのもつかの間、すぐにオマケが展開する。そして、ラストの終わり方がいい。この主人公のキャラは是非TVシリーズにしてほしい。アクションの主役として、今までなかった新味が味わえた。